
Ontrack® PowerControls™ の核となる機能は、ワークステーション上で直接 .edb ファイルを読取る事が出来る点にあります。 これを使う事で、現在のバックアップ手順を変える必要もないだけでなく、 バックアップが終われば直ちに検索や回収と言った作業を開始出来る環境が整う事になります。
| STEP 1. | 一般的にはバックアップソフトウェアを使って Exchange Server のバックアップセットを作ります。 |
|---|---|
| STEP 2. | ワークステーション上にインストールした Ontrack PowerControls の ExtractWizard を使ってローカルディスクや Exchange Server ではない別PCのネットワークドライブ、外付けハードディスク等のディスク上に Exchange データベース(.edb ファイル等)をバックアップセットから抽出します。 |
| STEP 3. | ワークステーション上の Ontrack PowerControls を使うとメールボックスやメッセージ、添付ファイルを自在に探せる様になります。 .edb ファイルの他にも Outlook の .pst ファイルも、検索対象先に指定することができるので、 わざわざ Outlook にインポートして内容検索等を行う必要がなくなり、 誤操作等によって元々ある .pst ファイルに影響を及ぼすという恐れはありません。 |
| STEP 4. | Ontrack PowerControls はメールボックスやメッセージ等を稼動中の Exchange Server や新規もしくは他の場所にある .pst ファイルにコピーすることができます。 更に Export(書き込み)機能によってメールボックスやメッセージを個別の .txt ファイル あるいは .msg ファイルに書き込むことも可能です。 また、添付ファイルだけを保存することもできます。 |
Ontrack PowerControls 5.0 は、Exchange Server 用のメール回収・復旧ソフトとして高い評価を得ている Ontrack PowerControls 4.2 の特徴と利点に加え、電子メールの「内部統制」の検証や、 フォレンジクス用にさらに最適なソリューションとして開発されたものです。
従来のユニークな機能に加えて、PC5.0は、ITが内部統制の対象として重視されることに焦点を当て、更に検索機能の強化を図り、メールの調査・分析機能が加えられています。
動作中のMicrosoft® Exchange Serverに対応
稼動している最中のMicrosoft® Exchange Serverを復旧先として利用することができます。
Microsoft® Exchange Serverをターゲットペインで検索が可能
復旧元からだけでなく、復旧先においても検索できるよう機能を拡張し、検索結果に対し処理を行うことができます。
メールボックス作成ウィザード
復旧先とするExchange Serverに対し、コピー&ペーストのプロセスの一端として、あるいは手動でメールボックスを作成でき、これにより、新しいメールボックス用の新規ユーザを作成、あるいは既存ユーザに対して新しいメールボックスを作成することができます。
PSTへのエクスポート
Outlookデータ(.PST)ファイルへのエクスポート機能は、一つあるいは複数あるオフラインEDBファイルからメールボックスを選択し、各メールボックスから各PSTファイルにエクスポートできます。
ジャーナル対応
添付メール(添付ファイルとして複数階層に渡って埋め込まれたメールの内容)を検索することができます。
ExtractWizardでもExchange Server 2007対応
現在発売されている数多くのバックアップソフトウェア製品に対応するため、また、Exchange Server 2007のサポートを提供するバックアップソフトウェア製品に対してもExtractWizardの機能性を拡張しています。
Ontrack® PowerControls™ ExtractWizard は、Exchange ServerのバックアップからワークステーションにExchange インフォメーションストア(EDBメールデータベース)を抽出する機能です。
ExtractWizard には2つの抽出方法があります。
Direct Method
Direct Method は、オリジナルのバックアップソフトウェアをインストールする必要なく、 テープあるいはディスクから Exchange データをワークステーション上で直接読んで抽出します。 この方法は、もし Exchange インフォメーションストアバックアップが存在するテープがあるのをわかっているにも係わらず、 オリジナルのバックアップソフトウェアが利用できない、あるいは入手できない場合等に非常に有効なものとなります。
Advanced Method
ExtractWizard の Advanced Method は、ExtractWizard を実行しているワークステーション上でバックアップサーバあるいはテープからネットワーク越しに Exchange データベースを抽出するため、既存のバックアップソフトウェアを使用します。 Advanced Method は、バックアップソフトウェアの持っている個々のバックアップセットの位置と、ロボティックライブラリサポートの情報をフルに利用します。 この方式は、バックアップサーバに管理された最新のバックアップから Exchange インフォメーションストアを抽出するのに最も速い方法です。 一度 Advanced Method の設定を行えば、ExtractWizard はお使いのバックアップソフトウェアとシームレスに統合され、既存のカタログ、バックアップ、テープライブラリサポートを完全にサポートします。 既存のバックアップのアーキテクチャや設定を変更する必要はありません。
Advanced Method では更に2種類の抽出方法が存在します:
・ API メソッドを使用しての抽出
・ Exchange エミュレーションメソッドを使用しての抽出
Ontrack PowerControls の各 Edtion には、9つの ExtractWizard (EW) エージェント、 3つの PowerControls (PC) エージェントがあります。ExtractWizard エージェントは、バックアップソフトウェアを使用して保存したバックアップセットを ExtractWizard で抽出する際に必要となり、PowerControls エージェントは、ソフトウェアの役立つ機能が付加されます。
現在 Exchange Server 等のバックアップに使用されている主要製品をカバーしており、 NT系OS標準の NT Backup は標準で添付され、デフォルトで使用可能です。その他についてはオプションとなりますので、別途ライセンスをご購入いただきます。
| ExtractWizard エージェント |
バージョン | ディスク バックアップ |
テープ バックアップ |
|---|---|---|---|
| Microsoft(R) NT Backup | すべての バージョン |
.BKF (※1) | Microsoft (MTF) |
| Symantec Backup Exec(TM) | 8.x, 9.x, 10.1, 11.d | .BKF (※1) | Microsoft (MTF) |
| EMC(R) NetWorker(R) | 6.x, 7.0-7.4 (※4) | .0 (EMC) | NetWorker |
| CA ARCserve(R) Backup | 9.x, 11.5 (※3) 11.5 SP3 (※3) 11.5 SP3 (※6) |
.CTF (ARCserve) | ARCserve |
| Veritas NetBackup(TM) | 4.5, 5,x, 6.0, 6.5 (※2) | _C1_F (NetBackup) | VERITAS NetBackup |
| IBM(R) Tivoli(R) Storage Manager |
5.1, 5.2, 5.3, (※5) 5.4 (※5) |
.BFS, .OST | Tivoli |
| HP OpenView Storage Data Protector |
4.2, 5.x | ユーザーによって定義されたファイル拡張子 | Hewlett-Packard OpenView Storage Data Protector |
| CommVault(R) Galaxy(TM) Backup & Recovery | 5.0, 5.9 | BackupPath | CommVault Galaxy |
| UltraBac | 7.1, 8.0 | Magnetic Library | UltraBac Software |
※1 Microsoft NT Backup の BKF ファイルと Symantec (VERITAS) Backup Exec の BKF ファイルは、それぞれメーカー独自のプログラムによるものであり、両者の互換性はありません。
※2 NetBackup 6.x のBare Metal Restore またはOff-Host Backup を使用して作成したバックアップに関しては、Ontrack PowerControls ExtractWizard のAdvanced Method での抽出をお勧めします。
※3 CA ARCserve 11.5 のマルチプレキシングバックアップを使用して作成したテープに関しては、Advanced Method での抽出をお勧め致します。
※4 EMC NetWorker 7.2, 7.3, 7.4 のAdvanced File バックアップを使用して作成したバックアップに関しては、Advanced Method での抽出をお勧め致します。
※5 IBM Tivoli Storage Manager 5.3, 5.4 のExport mini format を使用して作成したバックアップに関しては、Ontrack PowerControls ExtractWizard のAdvanced Method での抽出をお勧めします。
※6 CA ARCserve 11.5 SP3 のAdvanced Mode を使用して作成したMicrosoft Exchange Server 2007のバックアップに関しては、Direct Method での抽出をお勧め致します。
PowerControls エージェントは、3つあります。ソースPSTエージェントは、回収元となるソース側としてOutlookデータファイルであるPSTファイルを開くことが可能になります。添付ファイル内部検索は、添付されたWordやExcel、PDFといった文書類の中身や添付として付けられたメッセージ(本文)をUNICODEで検索することができます。また、添付の中の添付ファイルといった複数階層でも検索することできるので、ジャーナル・メールにも対応しています。コンテント・アナリシス・ストア(CAS)は、E-mailデータベース(EDB)ファイルに対して同時に複数の検索が行え、その検索結果を回収元として使用することができます。
| PowerControls エージェント | バージョン |
|---|---|
| ソースPST | Microsoft Outlook 2000 以降 |
| 添付ファイル内部検索 | バージョン指定なし |
| コンテント・アナリシス・ストア(CAS) | バージョン指定なし |